爆笑問題・太田光「SMAP」を悪用…ジャニーズ性加害問題で「元気づけてくれたことを全くナシにする社会」に苦言 | The Audience
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爆笑問題・太田光「SMAP」を悪用…ジャニーズ性加害問題で「元気づけてくれたことを全くナシにする社会」に苦言

爆笑問題・太田光「SMAP」を悪用…ジャニーズ性加害問題で「元気づけてくれたことを全くナシにする社会」に苦言
太田光

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんが1日、相方の田中裕二さんとともにMCを務める『サンデージャポン』(TBS系)に生出演。

 創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題、これに付随するメディアへの圧力などにより、所属タレントの番組出演に大きな影響が出ているジャニーズ事務所について私見を語った。
 
 太田さんは「同情論と言われるかもしれないが」と前置きしたうえで「嵐にしろSMAPにしろ、日本が今まで大変な時に元気づけてくれた。それをまったくナシにする社会なんていいのかなって」と、同問題に対する社会の空気に苦言を呈した。
 
 しかし、SMAPは解散・退所をめぐり『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で公開処刑とも呼ばれる異様な謝罪会見をさせられ、解散後に「新しい地図」として活動する稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人が、同事務所から不当な圧力を受けていたことも明らかとなっている。
 
 日本中を長きにわたり元気づけた功績をなかったかのようにしたのは、ジャニーズ事務所そのもの。それが、ジャニー喜多川、メリー喜多川体制時代だけにとどまっていなかったことも、世間の広く知るところ。
 
 太田さんの発言は、SMAPを悪用した話題のすり替えと言っても過言ではないだろう。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中