28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、先日、制作上のトラブルによる撮影延期が報じられた、木村拓哉さん主演のスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系、来春放送予定)の裏側について報じている。
これまで、撮影延期の要因については「複数の共演者がイメージダウンを懸念して降板を申し出た」「ロケ地が、ジャニーズ事務所の性加害問題を受けてNGを出してきた」「スポンサー企業がNOを突きつけた」など、いくつものメディアが様々な角度から報道じていた。
しかし、文春では制作スタッフの話として「木村さん自身のモチベーション」が最たる要因だと報じている。
「今年春の連ドラ版が平均視聴率10%を切り、大コケ。さらにここに来て、ジャニー氏の問題が大きくなり、上がってきた脚本の出来も悪く、木村さんが『今はそのタイミングじゃないよね』と言い出して延期」という流れになったのだという。
これまでであれば、「さすがに木村さんがそんなことを言うだろうか」という見方が強まりそうなところだが、ジャニーズ事務所が7日に開いた記者会見直後にインスタグラムで「show must go on!」と、ジャニー喜多川さんが好んで使っていたセリフを投稿したというイメージも手伝ってか、さもありなんと見る向きが強いように見受けられる。
今回の文春報道を受け、木村さんに対しては「いつまでも王様気取りで図々しい」「そもそもそんな権利ないし、この期に及んでは全く権利がないはずのキムタクが、何様のつもりでこんなことを言いだしているんだ」「今はそのタイミングじゃないってのは、そのまま木村さんに送りたい言葉だわ。あれこれ注文をつけるような、そんな場合じゃないでしょ」といった厳しい声が上がっている。
(文/福田優太郎)