3日に放送された、菅野美穂さんと浜辺美波さんの母娘役で注目されている連続ドラマ『ウチカレ』こと『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)第4話の視聴率が8.2%だったことが4日分かった。
第1話が10.3%で、なんとか昨今の高視聴率ボーダーと言われている10.0%を超えたものの、第2話で一気に8.8%と1.5ポイントも下げると、急降下の勢いが止まらず第3話では8.1%とさらに0.7ポイント下げていたが、第4話で何とかいったん下落に歯止めをかけたことになるのだが……。
酷評の嵐
「数字上では、一応『持ち直し』の気配を見せているように感じますが、相変わらずSNSや大手ポータルサイトの掲示板などでは酷評の嵐です。
『TVの視聴者に向かって話しかけてフィクションの枠組み崩ししらけさせるし、小説家役の菅野美穂を通して脚本家の現在の気持ちが溢れ過ぎて引く』『ドラマの内容が面白くない』『この時期にこんな数字で推移しているようだと、WBSが22時台に繰り上がる春以降、日本テレビ水曜ドラマは、間違いなくお先真っ暗』と、北川悦吏子さんの脚本を中心にネガティブなコメントが並んでいますよ。
中には『まだ8%あるのにびっくり』と、内容的には8.0%も稼げるような代物ではなく、むしろこの数字に驚愕しているとの声も。
そして、ここまでは巻き返しを期待して見ていたであろうファンからも『菅野美穂さんが大好きなだけに、脱落するのも申し訳ない気持ちではありますが・・・この続きを観ることはなさそうです』とリタイア宣言が出ていました」(メディア記者)
浜辺さん、菅野さんを筆頭に、中村雅俊さん、沢村一樹さん、岡田健史さん、福原遥さんなど、各年代に対して訴求力の高そうな面々を満遍なく配置しておきながらのここまでの苦戦。
制作サイドとしては完全に計算外だろう。
第4話でいったん下げ止まりには持ってこれただけに、次話以降で大きく巻き返せるのか引き続き注目したい。
(文/潮崎達至)