たこ虹・春名真依「魑魅魍魎」と差別用語を勘違い…活動自粛に同情と困惑の声 | The Audience
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たこ虹・春名真依「魑魅魍魎」と差別用語を勘違い…活動自粛に同情と困惑の声

たこ虹・春名真依「魑魅魍魎」と差別用語を勘違い…活動自粛に同情と困惑の声
The Audience

 3日、関西在住5人組アイドルグループ「たこやきレインボー(たこ虹)」のメンバー春名真依さんについて、所属事務所のスターダストプロモーションが、不適切な発言をしたとして、芸能活動を当面の間自粛させることを公式サイトで発表した。


 「2021年1月23日(土)にたこやきレインボー公式Youtube『たこやきレインボーofficial』にて実施致しました生配信『たこ虹の家にいるTVリターンズ#26』において、弊社所属のたこやきレインボーのメンバーである春名真依による不適切な発言がございました」と説明しているのだが……。

活動自粛という処分が適当かと言われると…

 「件の放送内で、春名さんは『魑魅魍魎(ちみもうりょう)』の漢字を「えたひにん」と読むものだと勘違いして口にしていたようです。
 
 春名さんが口にしたワードは、日本における中世以前から見られる身分制度の身分の1つを指したものであり、その人たちを蔑む差別用語です。
 
 現在もなお日本の各地で重大な人権問題、いわゆる同和問題として扱われています。
 
 ただ、悪意を持って春名さんがこのワードを口にしたのかと言われると、動画を見た限り、個人的にはそのようには見受けられませんでしたので、無期限での活動自粛という処分が適当かと言われると疑問も残りますね。

 まずは、この差別用語がどのような経緯で用いられるようになったのかといった歴史や沿革情報を学ばせ、言ってはいけない単語を口にしたのだと自覚させることが重要ではないかと。
 
 そのうえで、厳重注意処分を下すという判断でも良かったのではないかと思いますがね」(メディア記者)
 
 今回の春名さんの件で、言葉をよく理解していないと、思わぬ形で誰かを傷付け、自分自身が処分を受けたり冷たい視線にさらされたりするリスクがあるということを、あらためて感じたのではないだろうか。
 
 自戒を込めつつ、言葉の重みを真剣に考え発信する必要があるということを伝えておきたい。
 
(文/等々力おさむ)