昨年7月18日に急逝し、3日で没後200日が経過した俳優の三浦春馬さん。
そんな三浦さんの生涯最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)が現在、日本中で絶賛公開中だ。
『天外者』が封切りとなったのは12月11日のため、間もなくまる2ヶ月が経とうとしているのだが……。
全部盛りの『天外者』スタイル
「2日夜に『天外者』の公式アカウントがツイッターを更新し『2/11(木)~ シネックスマーゴ(岐阜県)』と『3/5(金)~ 青森松竹アムゼ(青森県)』の2劇場での追加上映が決定したことを報告していましたね。
3月5日というのは、現時点では2番目に遅い追加上映の開始日程となっています。
一部の劇場ではすでに上映が終了しており、4日までで上映を終了する劇場もいくつかあるため、いよいよ『天外者』の熱もここまでか、と通常の映画であればなるんですが。
次々に新たな追加上映が決定し、上映を終了する予定だった劇場で上映期間延長が決まり、すでに上映を終えていた劇場でもリターン上映やアンコール上映という名目で再上映が決まっていき、さらにはドライブインシアター上映という新たな形式での上映までもが決まるというのが、『天外者』スタイルです。
『追加上映』『上映期間延長』『再上映』『ドライブインシアター上映』と、どの現象も他の作品であれば1つあるだけでも奇跡的なはずなんですが、『天外者』では全部盛りですからね。
それでも胃もたれせずに、何度でも美味しく味わえるのが『天外者』のすごいところです。
むしろ、何度も噛むうちに、新たな味わいが出てくるそんな不思議な魅力を秘めていますよ」(メディア記者)
3日には、配給のギグリーボックスから「新たな発表」に関する続報が公式ツイッターで報告された。
まだまだ『天外者』の天外者たる活躍はとどまることを知らないようだ。
(文/西野麻衣)