人気ジャニーズアイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮さんが18日、有料サービス「ジャニーズweb」内のブログを更新。ドラマ撮影に関し、驚くべき内情を暴露した。
目黒さんは昨年、大きな話題となった川口春奈さん主演ドラマ『silent』(フジテレビ系)に、川口さんの恋人役で出演。
『silent』での好演がきっかけとなり、15日に最終話を迎えた『トリリオンゲーム』(TBS系)での初単独主演につながっていった。
『silent』の出演オファーを受けた際、目黒さんは「すごい面白くて絶対やるべき」と感じたものの、NHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』の撮影やコンサートのスケジュールと重なっていたため、ジャニーズ事務所の担当者が掛け合って「シーンを減らす」ことに成功し、無事に出演に漕ぎ着けたことをブログで明かした。
目黒さんはこのエピソードを美談であるかのように綴っているのだが、俳優、特にテレビドラマにおいてのキャリアが浅かった目黒さんの意向で、フジテレビの制作サイドが脚本や構成を変更したという事実は重い。
他事務所の若手俳優であれば、元の脚本の時点でスケジュール調整がつかない場合、制作サイドが調整をするなどということはまず考えられない。
今回のエピソードは、フジテレビの制作サイドが、しっかりジャニーズ忖度をしていること、目黒さんは忖度に基づく特別待遇を受けていたということ、その結果、仕事を得られたはずの他の俳優がその機会を奪われたということを証明したと言えるだろう。
(文/福田優太郎)