藤原竜也さん主演のフジテレビ系連続ドラマ『青のSP —学校内警察・嶋田隆平—』第4話が2日放送され、視聴率が8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日分かった。
第1話で8.9%とまずまずのスタートを切ったものの、第2話で8.3%、第3話で8.0%と次第に数字を下げてきていたが、今回は0.5ポイント盛り返してみせたことになる。
これにより、アノ流れを断ち切れる可能性が出てきた。
次クール以降の同枠ドラマにもいい流れ
「初回がMAX視聴率の流れですね。
フジテレビの火曜9時枠ドラマは2019年1月期の『後妻業』から2020年10月期の『姉ちゃんの恋人』まで計8作が放送されていますが、このうち7作が第1話の視聴率が全話を通しての最高視聴率となっています。
つまり、第1話で見切りを付けられるケースが目立っているということです。
この2年間の初回がMAX視聴率となった7作には、三浦春馬さん主演の『TWO WEEKS』や、2006年の第1シリーズでは最高22.0%、平均でも16.9%と大人気となった阿部寛さん主演『結婚できない男』の続編である『まだ結婚できない男』なども含まれています。
唯一、初回以外でMAX視聴率を記録したのは、松坂桃李さん主演の『パーフェクトワールド』でしたが、第1話6.9%に対し最終話で7.1%とかなり低い次元の数字でのことでした。
今回、藤原さんの『青のSP』が第1話で8.9%を記録しながら、これを上回る9.0%以上を次話以降で達成する可能性は十分にあるでしょう。
そうなれば、同枠ドラマとしては快挙と言えますし、次クール以降の同枠ドラマにもいい流れを作れますからね」(メディア記者)
この2年間で三浦さんも阿部さんも成し得なかった快挙を、藤原さんが達成できるか。
『青のSP』の第5話以降にがぜん注目が集まる。
(文/恵和恵)