14日にジャニーズ事務所の所属タレントを起用した現在の広告契約について、満了をもって終了し今後は更新しないと発表した、食品会社大手の「森永製菓」。
同社に対し、盲目的にジャニーズを支持する方々、ジャニーズ事務所との取引に批判的な方々の双方から激しい非難の声が殺到している。
森永製菓ではこれまで、嵐の櫻井翔さんを「in ゼリー」シリーズ、関ジャニ∞を「チョコモナカジャンボ」「バニラモナカジャンボ」、なにわ男子を「ハイチュウ」シリーズのCMキャラクターに起用していた。
そして、14日からは、なにわ男子の大西流星さんを単独で起用した「板チョコアイス」の新CMを放映開始。
続々と“ジャニーズ離れ”を表明する企業が相次ぐ中でのことだったため、この動きに対し盲目的にジャニーズを支持する方々は大歓喜。「この御恩は決して忘れません。今日からお腹が壊れても大量の板チョコアイスを買い続けます」「板チョコアイスはもちろん、森永のお菓子をたくさん買いますね♪」などの声で溢れた。
ところが、先述のとおり14日の昼過ぎに森永製菓は“ジャニーズ離れ”を表明。
大歓喜がぬか喜びに変わったことで、盲目的にジャニーズを支持する方々は怒涛の手のひら返し。「二度と森永のお菓子なんか買いませんサヨナラ」「森永製菓なんか潰れてしまえ」「前々から商品の味もネーミングもセンスがないと思ってたから、不買一択です」など、非難の声が噴出する事態に。
ジャニーズ事務所との取引に批判的な方々からも、“ジャニーズ離れ”を表明した当日に、複数の元ジャニーズJr.から「性加害」を告発されている大西さんが単独で出演する新CMの放映をスタートさせていたということで「他のジャニタレならまだしも、大西のCMは可及的速やかに引っ込めろよ」「どう考えても性加害のことを軽く考えてるだろ森永製菓は」など厳しい非難の声がいくつも上がっている。
（文／福田優太郎）