池井戸潤さんの同名小説が原作で、中村倫也さん主演、川口春奈さん、山本耕史さん、満島真之介さんらが共演の連続ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、木曜21時~)の最終話となる第9話が14日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で6.2%だったことが8日、分かった。
『ハヤブサ消防団』はここまで、世帯で10.5%、9.4%、7.5%、8.4%、8.8%、9.6%、8.6%、10.1%、個人で5.9%、5.5%、4.5%、4.9%、5.1%、5.6%、4.8%、5.8%の視聴率を記録していた。
「世帯個人ともに、番組最高の視聴率で有終の美を飾りましたね。
特に個人視聴率で6%台に乗せたところが、素晴らしかったと思います。
『ハヤブサ消防団』は第2話と第3話の間に『世界水泳』による1週休みを挟んだことで、一時は7.5%まで視聴率が下がりましたし、第7話ではパリ五輪出場がかかるバスケットボールのW杯の生中継(日本テレビ系)と裏被り。
数年に1度というスポーツイベントに何度も行く手を阻まれながらも、最終話できっちり有終の美を飾ったことは、数字以上に評価できるのではないかと思いますよ」(ドラマ批評家)
なお、原作小説「ハヤブサ消防団」とドラマ版では設定が異なる点がいくつもある。未読の方は、この機会に読んで比較してみるのもアリだろう。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する