クレジットカード会社「JCB」が13日、記者会見でジャニーズ事務所が創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題を事実認定しながら、解体的出直しからは程遠い新体制や社名維持を表明したことを受け、今後は新たな同事務所所属タレントの起用を見送る方針を示した。
「いかなる犯罪行為も一切容認できないと考えており、ジャニーズ事務所に対する再発防止特別チームの調査報告書、それを受けた記者会見の内容を非常に重く受け止めている」という。
「同事務所が会見で表明した『被害者の救済』と『再発防止』を速やかに具体化し、実行することを強く求めます。具体化や実行が確認されるまでは、新たな広告での起用を見送ります」とのこと。
一方で、これまでCMキャラクターに起用し続けてきた嵐の二宮和也さんについては「2010年より13年間、私達と一緒に歩んできた特別な存在です」と惜別メッセージを送った。
(文/辻隼人)