5日付でジャニーズ事務所の新社長に就任、年内でタレント活動を引退することを、7日の記者会見で明かした東山紀之さん。
東山さんが、タレント引退よりも先に社長辞任を迎える可能性が高まってきた。
東山さんは会見時、ジャニー喜多川元社長の性加害について「自身は被害を受けたことがなく、受けている現場に立ち会ったこともなく、先輩たちからも後輩たちからも相談を受けたこともなかった」としていた。
しかし、「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が13日、これまでに証言してきたのとは別の元ジャニーズJr.で少年隊のバックダンサーをしたこともある人物から「少年隊の3人、薬丸裕英さんたちと同じ部屋で寝ていたところをジャニーさんに襲われた」「東山さんは隣だったので知らないというのはウソ」との証言を得たことを報じたのだ。
東山さんは会見の際、自身が後輩Jr.に対し自らの局部を皿の上に乗せ「僕のソーセージを食え!」と迫ったという暴露本の記述について質問されると、いったんは「事実ではない」としたものの、繰り返し「正直に答えて」と同様の質問をされる中で、「あったかもしれない」と濁しつつも半ば認めるような発言をしていた。
性加害疑惑に虚偽発言。解体的出直しを図るジャニーズ事務所の社長には到底相応しくない素養をみせた東山さんは、近く社長辞任を発表することになるのではないだろうか。
(文/福田優太郎)