堺雅人さん主演、阿部寛さん、二階堂ふみさん、役所広司さん、松坂桃李さんらが共演、『半沢直樹』シリーズの福田克雄さんが原作・演出を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)第9話が10日、いつもより30分遅い21時30分から放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で9.8%だったことが11日、分かった。
『VIVANT』の視聴率はここまで、世帯で11.5%、11.9%、13.8%、13.4%、14.2%、14.3%、14.1%、14.9%、個人で7.4%、7.2%、8.9%、8.4%、8.7%、9.3%、9.3%、10.1%と推移していた。
「世帯は前話から完全に横ばい、個人でも0.3ポイントの微減で高視聴率を維持したのは大健闘や大躍進と表現していいと思います。
10日の21時以降の他局の放送は、NHKがラグビーW杯の日本の初戦となるチリ戦を生中継、日本テレビが日本代表のパリ五輪出場権獲得で沸いたバスケットボールW杯の決勝を生中継、テレビ朝日は『ポツンと一軒家』2時間特番、フジテレビは『逃走中からハンターと強欲の王~』、テレビ東京は『池の水ぜんぶ抜く大作戦』⇒『家、ついて行っていいですか?』といずれも人気番組をぶつけてきていましたからね。
特にラグビーW杯は19.7%と非常に高い数字を出してはいましたが、むしろ『VIVANT』がなければ25%前後になっているほどの強力コンテンツですから、『VIVANT』が録画や見逃し配信ではなくリアルタイム視聴したくなるドラマであることが証明されたと言えるでしょう」(ドラマ批評家)
次週17日の21時からは、いよいよ最終話。物語はどんなエンディングを迎えるのか、そして視聴率はどこまで伸びるのか、要チェックだ!
(文/木暮雅人)