成田悠輔、ジャニーズ事務所性加害問題に「社名変更の議論は平和ボケ」「タレントが可哀想というのは違う」 | The Audience
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成田悠輔、ジャニーズ事務所性加害問題に「社名変更の議論は平和ボケ」「タレントが可哀想というのは違う」

成田悠輔、ジャニーズ事務所性加害問題に「社名変更の議論は平和ボケ」「タレントが可哀想というのは違う」
成田悠輔

 経済学者でコメンテーターの成田悠輔さんが10日、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光さん、田中裕二さんがMCを務める情報番組『サンデージャポン』(TBS系)に出演。ジャニーズ性加害問題をめぐる諸問題についてコメントした。

 成田さんは、ジャニーズ事務所に所属するタレントたちについて「もちろん、葛藤もあってほとんどの人は被害者だったり、あるいはただの“もらい事故”みたいな感じで可哀想なんだとは思う」と、置かれた立場の過酷さに言及。
 
 そのうえで「ただ、個々のジャニーズタレントの皆さんへの気持ちとか感情をもとに『この問題を追及するのは可哀想』という話になるのは違うと思う」とし、
 
 その理由について「これだけ問題ある組織だってことが明らかになってから時間が経った。にもかかわらず、ジャニーズ事務所に所属し続けるってことを選んだっていうのは彼ら自身の選択。辞めて独立したり、新たにゼロから始めるって道が残されているのに、ジャニーズ事務所に居続けているワケなので、それで仕事を失ったりしてもある意味しょうがない」と説明した。
 
 さらに、ジャニーズ事務所という名称を変更しなかったという同事務所の判断については「そもそもジャニーズって名前を残すかどうか議論していることが結構、平和ボケ」と断じ
 
 「国が違ったら、名前が残る残らない以前に、会社そのものが残るか残らないかって議論にあっという間になるような案件。国内と海外、特にイギリスやアメリカあたりとは温度差がすごくある。それを考えると外資系の企業や海外展開している企業では、今後ジャニーズに広告や仕事を発注すれば、他の取引を止められてしまったり、下手すると訴えられたりするので、ごくごく普通の経営判断としてそんなリスクを冒してまで広告などを発注するとは考えづらい」と国際標準をもとに発言。
 
 そのうえで「それが一番の外圧として、事態を進めていくのではないか」と、国内世論よりも海外の声がジャニーズの大きな変化を生むとの見解を示した。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中