創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題について、ジャニーズ事務所が7日、記者会見を開き性加害を事実認定。
出直し・再生のため東山紀之さんを新社長に据え、藤島ジュリー景子前社長は代表取締役へと転じるなどの新体制を発表し、様々な質問に4時間超の長丁場で答えたことについて、お笑いコンビ・爆笑問題がMCを務める情報番組『サンデージャポン』（TBS系）が10日、報じた。
会見で複数回質問が飛び、英BBCニュースですぐさま報じられた、東山さんが後輩に対し自身の陰部をむき出しにしたうえで「僕のソーセージを食え！」と言い放ったのではないかという性加害疑惑、これに対し東山さんは「やったかもしれないし、やってないかもしれない」と曖昧な答えにとどめたことについてもしっかりと伝えた。
また、ジュリーさんが役員に残留し100％株主という立場についても変えないこと、ジャニーズという名称を変更しないことなどを受け、経済学者でコメンテーターの成田悠輔さんが「茶番、ギャグ」と切り捨て、他の出演者からも「解体的出直しとは全く言えない」とのコメントが出るなど、他局、他番組とは異なる鋭く切り込む姿勢が随所に見られた。
（文／福田優太郎）