俳優の木村拓哉さんが9日、ジャニーズ事務所が性加害問題に関して開いた記者会見終了直後にインスタグラムに投稿していた、キメ顔のセルフショットと「show must go on！」のコメントを削除した。
同投稿に対しては、「show must go on！（ショーは続いていかなければいけない）」というセリフがジャニー喜多川さんが好んで使っていた座右の銘ということで、「ジャニーズ事務所って名前が続いていかなければいけないって言ってんの！？」「被害者を殴り殺すつもりか木村おじさんは？」「世間の声に鈍感すぎてオワコン」など批判的な声が噴出。
8日には「アサヒグループHD」と「キリンHD」が、性加害問題の事実認定、社名変更をしないというジャニーズ事務所の人権軽視のスタンスなどから、ジャニーズ事務所のタレントを広告で起用しない方針を決めたことを発表。
こうした「ジャニーズ離れ」の動きと、複数のネットニュースで報じられるほどに自身の投稿が炎上している状況にようやく気付いたのだろう。
ただ、木村さんの娘でモデルのKoki,さんは、この投稿に「いいね」を押していたというのだから、木村家の感覚がいかに浮世離れしているかがよくわかる。
（文／福田優太郎）