城島茂『週刊ニュースリーダー』で1週間前は「再発防止特別チーム」提言を無視、9日放送では東山紀之に右に倣えの「知らなかった」⇒日清オイリオCMにも影響か | The Audience
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城島茂『週刊ニュースリーダー』で1週間前は「再発防止特別チーム」提言を無視、9日放送では東山紀之に右に倣えの「知らなかった」⇒日清オイリオCMにも影響か

城島茂『週刊ニュースリーダー』で1週間前は「再発防止特別チーム」提言を無視、9日放送では東山紀之に右に倣えの「知らなかった」⇒日清オイリオCMにも影響か

 TOKIOの城島茂さんがMCを務める情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)が9日、放送された。

 番組では、性加害問題をめぐりジャニーズ事務所が7日に記者会見を行い、ジャニー喜多川さんや同事務所社員による性加害を事実認定し、被害者に謝罪したことなどを報じた。
 
 ともにMCを務める石原良純さんから「あえて聞かせていただければ、リーダー的にはそういうもの(性加害の存在)を感じていたことってあるんですか?」と聞かれると、城島さんは「15歳で事務所に入ったんですけど、当時は地元が奈良県で新幹線で通う日々だったんですけども、今のようにインターネットとかスマホがない時代だったんで、ジャニーズ事務所の社長が性加害を行っている人物だという情報が入ることもなく過ごしておりました」と入所間もない頃について回顧。
 
 続けて「後にちょっとづつ仕事が増えてそれに本とか出版物、周りの話とかで性加害の情報などが入ってくることになるんですけども、ただ、育ての親でもあるジャニー氏、現場でのいろいろクリエイティブなプロデュースしたり演出したりというジャニー氏と性加害の人物という闇の部分がイコールすることが当時、10代の自分には結びつかなかったことがありまして、なかなかそこは、まさかという思いがあったのは事実です」と語り、基本的に「知らなかった」というスタンスを取り続けた。
 
 ジャニーズ事務所が設置した「再発防止特別チーム」が8月29日、ジャニー喜多川さんによる性加害問題について調査報告書と再発防止策の提言書を公表。
 
 先週2日の放送は、それ以来初となるジャニーズタレントMCの情報・報道番組の放送ということで注目されていたが、ジャニーズ性加害問題について完全ノータッチ。まさかの「なかったこと」扱いだった。
 
 1週間前のノータッチは論外だが、今回の新社長・東山紀之さんに「右に倣え」したことが滲み出ている「知らなかった」スタンスも、性加害問題や被害者に真摯に誠実に向き合おうという気持ちが感じられないものだった。
 
 城島さんは現在、「日清オイリオ」と「アートネイチャー」のCMキャラクターを務めているが、8日にジャニーズ所属タレントを今後起用しないと発表した「アサヒグループ」や「キリン」の方針を見る限り、どちらも近く契約終了となるのではないだろうか。
 
(文/福田優太郎)