ジャニーズ事務所「屋号」変えずに「性加害事務所」へ改名…経営体制も東山紀之を社長、藤島ジュリー景子は代表取締役で「何も変わりませんけど文句ある?」宣言へ | The Audience
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ジャニーズ事務所「屋号」変えずに「性加害事務所」へ改名…経営体制も東山紀之を社長、藤島ジュリー景子は代表取締役で「何も変わりませんけど文句ある?」宣言へ

ジャニーズ事務所

 8月29日に「再発防止特別チーム」が、ジャニーズ事務所の創業者で前社長・ジャニー喜多川さんによる、少なくとも数百人規模の被害者がいる性加害を事実認定。ガバナンスの改善のためには同族経営からの脱却すなわち「藤島ジュリー景子社長の辞任」が必須との考えを示した。

 これを受けジャニーズ事務所が行う記者会見が、いよいよ7日14時からに迫ってきた。
 
 ここで同事務所は、東山紀之さんが新社長に就任することをはじめとした新体制について発表するものとみられる。
 
 ただ、藤島ジュリー景子さんは現在の「代表取締役社長」から「社長」という肩書こそはずれるものの「代表取締役」として残り、これまでどおり同社の株式を100%保有するオーナーでもあり続けるという。
 
 また、東山さんが5月に自身がMCを務める情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で「ジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と社名変更に言及しており、ジャニーさんの犯した罪の重さ、被害者への配慮などから当然に変更されるものと見る向きが強かったものの、「これほど浸透している会社名を変えることはない」と経営ファーストな発想で突き進むという。
 
 しかも、東山さんはジャニーさんの性加害に加担していたことが窺われるエピソードが、これまでに複数出てきている。
 
 これでは国際的な見え方は「性加害事務所」への改名と何ら変わらないだろう。
 
 実質、何も変わらないジャニーズ事務所による「何も変わりませんけど文句ある?」宣言を、テレビ各局やネット媒体などが一斉に生中継するという異様な光景が広がろうとしている。
 
(文/福田優太郎)