31日夜、綾瀬はるかさん主演の連続ドラマ『天国と地獄 ～サイコな2人～』第3話が放送された。
第1話で16.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）、第2話で14.7％と今クールのドラマの中では飛びぬけた視聴率を叩き出している同作。
※以下は一部ネタバレを含むためご注意を。
綾瀬さん演じる刑事・望月彩子と高橋一生さん演じる連続殺人の容疑者・日高陽斗。第1話で早速、2人の魂が入れ替わり「男と女」「正義と悪」がスイッチされるという非常に面白い展開に。
魂の入れ替わりの秘密も…
その後、元の日高自身の体に戻ることには全く執着せず、なおかつ望月の魂が入っている日高の体を殺人犯として逮捕させようともしない日高の様子から「日高は真犯人ではないのでは？」「容疑はかかってるけど、実は別に犯人がいて、そいつを捕まえるために動いてるのかも」など、日高も実は正義なのではないかとの考察が、一部ネット上では噂されたのだが……。
「第3話では、望月の姿になっている日高が新たな殺人を犯している様子が放送されましたので、『実は日高は良い奴で殺人はしてないんじゃないか』という考察や期待は、かなり否定されたのではないかと思いますね。
魂の入れ替わりの秘密を探りに奄美大島に渡った望月でしたが、結局、収穫らしい収穫と言えば過去に日高が奄美大島に来ていた事実を知ったことくらいで、日高との頭脳戦では完全に圧倒されている印象です。
この状態から、いかにしてもともと正義の望月が逆転して、日高あるいは別にいるかもしれない真犯人の逮捕へと至るのか見ものですね。
もしかしたら、ストーリー的に望月の逆転という『正義が勝つ』みたいなパターンは用意されていない可能性もありますよ」（ドラマ批評家）
2月1日午前中にも発表される見込みの第3話視聴率とともに、第4話以降のストーリーがどうなっていくのかからも目が離せない。
（文／佐藤博幸）