昨年7月18日に急逝し、あと数日で没後200日が経過する俳優の三浦春馬さん。
そんな三浦さんの生涯最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)が現在、日本中で絶賛公開中だ。
『天外者』が封切りとなったのは12月11日だが、実に1ヶ月半経過した1月29日からも「吉祥寺プラザ(東京都)」「ムービル(神奈川県)」「こうのすシネマ(埼玉県)」「T・ジョイ稚内(北海道)」の4劇場での追加上映がスタートとなった。
『明日から上映をする』
「昨年3月以降は、コロナ禍で上映を延期していた作品が多数あり、上映の順番待ち状態が今も続いています。
そのため、コロナ禍以前よりも同じ映画が継続上映できる期間が短くなっており、おおむね長くても1ヶ月ほどが最近の一般的な上映期間かと。
そんな中で、封切りから1ヶ月半以上経過しての『追加上映』決定ですからね。とんでもない異例のことですし、『天外者』を求める声とそれに応えようという劇場の気持ちがあればこそですよね。
ムービルさんは28日に『1/29(金)~ #天外者 人気作品のためムービルでも急遽上映決定!!』と公式ツイッターで報告していました。
1週間の上映スケジュールが決まる木曜日に『明日から上映をする』と決めたムービルさんの決断力が凄いですし、これを受け『嬉しいです』『横浜ムービルさん!上映ありがとうございます』とファンからの喜びの声も届いていましたよ」(メディア記者)
これまでにも多くの追加上映を生み出してきた『天外者』だが、翌日からの追加上映を決めたというケースはこれまでになかったように思う。
また新たな『天外者』伝説が生まれたと言えるのではないだろうか。
(文/西野麻衣)