池井戸潤さんの同名小説が原作で、中村倫也さん主演、川口春奈さん、山本耕史さん、満島真之介さんらが共演の連続ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、木曜21時~)の第7話が8月31日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で4.8%だったことが1日、分かった。
『ハヤブサ消防団』はここまで、世帯で10.5%、9.4%、7.5%、8.4%、8.8%、9.6%、個人で5.9%、5.5%、4.5%、4.9%、5.1%、5.6%の視聴率を記録していた。
「『世界水泳』による1週休みを挟んだことで、一時は7.5%まで下がっていた視聴率が、前話では9.6%とついに2桁復帰目前まで迫っていたんですけどね。
今回は、パリ五輪出場がかかるバスケットボールのW杯の生中継(日本テレビ系)と裏被り。世帯平均14.2%ですから、相手が悪かったというよりほかにありません。
むしろ、バスケW杯に裏被りされながら8.6%を記録したのは、底力の高さを示したと言えるかと。
『世界水泳』では、日本競泳陣がふるわず視聴率低下を招かれ、バスケW杯についてはテレビ朝日系でも生中継をしている中、たまたまこの日は放送権をとっていたのが日本テレビ系ということで、『ハヤブサ消防団』はスポーツイベントに翻弄されている感が強いですよ」(ドラマ批評家)
『ハヤブサ消防団』は、オリコン発表の「ドラマ満足度ランキング」でも『VIVANT』に次ぐ2位につけており、民放無料見逃し配信サービス「TVer」のお気に入り登録者数でもすでに100万人を突破。
今回はバスケW杯という強敵に小休止を余儀なくされたものの、第8話以降では再び2桁視聴率への躍進が期待できそうだ。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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