26・27日に札幌競馬場を舞台に行われたワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)。
最終戦の第4戦を、14番人気のウインルーア(Dランク)で3着に食い込んだ岩田望来(JRA)が大逆転で個人戦の優勝を勝ち取った。
※各騎手は全4戦でA・B・C・Dランクの馬に1回ずつ騎乗
今年、Dランクの馬で馬券圏内どころか掲示板圏内に持ってきたのは、岩田騎手ただ1人。1着は1度もなかったものの、2着1回、3着2回と高いレベルで安定した成績を残し、見事に栄冠を掴んだ。
最終順位と合計獲得ポイントは以下のとおり
【1位】岩田望来 56Pt
【2位】レイチェル・キング 55Pt
【3位】武豊 54Pt
【4位】マリー・ヴェロン 44Pt
【5位】アレクシス・バデル 42Pt
【6位】クリストフ・ルメール 34Pt
【7位】ウンベルト・リスポリ 33Pt
【8位】横山武史 30Pt
【9位】坂井瑠星 24Pt
【10位】戸崎圭太 21Pt
【11位】川田将雅 16Pt
【12位】ルーク・モリス 16Pt
【13位】宮川実 13Pt
【14位】ジョアン・モレイラ 10Pt
初日を終えた段階では、イギリス出身でオーストラリアを拠点に活躍する女性騎手のレイチェル・キングが50Ptで1位。2位の武豊(JRA)に19Ptの大差を付けていた。
レイチェル・キングは最終順位で2位。マリー・ヴェロン(フランス)も4位に入り、女性騎手の活躍が際立った今年のWASJだった。
(文/豊田武志)