26日(現地時間25日)、世界陸上ブダペスト大会の女子やり投げ決勝が行われ、日本の北口榛花(きたぐちはるか)が66.73メートルを投げて見事に優勝。日本女子フィールド種目初の快挙を達成した。
北口は1投目から2位につけ、3投目にして63.00メートルを記録し、5投目を終えた段階では3位だったものの、最終投擲の直前にオーストラリアのM.リトルが北口の記録を抜いたことで4位に転落。
2大会連続のメダル獲得は夢と消えたかに思われたが、北口は最終投擲で66.73メートルのビッグスローを見せる勝負強さを発揮。
「メダル獲得が目標」と語っていた中、完璧かつドラマチックな形で一番輝くメダルを獲得してみせた。
(文/中牟田晃)