土浦日大、茨城県高野連の「嫌がらせ」「配慮不足」でベスト4敗退…慶応は103年ぶり決勝進出で107年ぶり栄冠まであと1勝 | The Audience
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土浦日大、茨城県高野連の「嫌がらせ」「配慮不足」でベスト4敗退…慶応は103年ぶり決勝進出で107年ぶり栄冠まであと1勝

阪神甲子園球場

 21日、第105回全国高校野球選手権大会、通称「夏の甲子園」の準決勝が行われた。

 第2試合、慶応(神奈川)と土浦日大(茨城)の試合は2-0で慶応が勝利。103年ぶりとなる決勝進出を決めた。
 
 23日に、連覇を狙う仙台育英との決勝戦に臨み、107年ぶりとなる優勝を目指す。
 
 一方、敗れた土浦日大は、実は“よもや”の事態に見舞われていた。
 
 例年であれば、夏の甲子園に出場した学校には秋の茨城県大会「地区予選」が免除されるという特典があったのだが、今年からこの特典が撤廃。
 
 これに伴い、土浦日大は22日の2回戦に臨まなければならず、甲子園でベンチ入りしているメンバーを除いて1~2年生は全員が、19日のうちに茨城へ帰っていた。
 
 そのため、21日の準決勝のアルプススタンドは、準々決勝までよりも大幅に数の減った応援団しか参加できず、グラウンドで戦う選手たちの後押しに少なからず影響があった可能性が考えられる。
 
 茨城県高野連には「せっかくの代表校に辛い思いをさせるなんて、嫌がらせみたいなもんでしょ」「土浦日大が勝ち進んでいくのを見て、急いで日程変更するなどの対応をすべきだった。完全に配慮不足」など厳しい声が上がっている。
 
(文/有村和巳)
 
 ~ライター略歴~
 静岡県出身
 大学までは野球部で白球を追いかけていた
 今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している