現在、全国劇場で絶賛公開中の、俳優・三浦春馬さん最後の主演作『天外者』（配給：ギグリーボックス）。
29日から新たに上映を開始した劇場もある中、28日にはいくつかの劇場で上映終了となった。
15日から、1度は終了していた『天外者』を「リターン上映」していた渋谷HUMAXシネマでも、映画で共演した2人の役者に見守られながら、最終上映を迎えた。
“天外者”は本当に特別な映画です
「2人の役者さんというのは、邸宅跡が長崎県にある観光施設の『グラバー園』となっていることでも有名な、トーマス・グラバー役で『天外者』に出演しているロバート・アンダーソンさん。
それと、三浦さん演じる五代友厚の幼少期を演じた末次寿樹（すえつぐじゅき）さんですね。
ロバートさんはこの日の上映を振り返り、29日に『昨日、渋谷HUMAXシネマにて私たちは特別な最終上映を経験しました。映画で共演した寿樹も一緒でした。寿樹と私は写真やポスターにサインをしてファンの方々と話もさせてもらいました。みんな泣いていました!!“天外者”は本当に特別な映画です…三浦春馬さんのことをずっと覚えていましょう』とツイッターに想いを綴られています。
また、末次さんも『渋谷HUMAXシネマさん ありがとうございました☆とてもあたたかい対応で、ぼくも幸せです。ロバートさんにも皆様にもお会いできて、うれしかったです♪ありがとうございました！』と28日夜にツイッターを更新して語っていますよ」（メディア記者）
27日に発表された日本アカデミー賞の優秀賞に『天外者』や三浦さんは選ばれなかったが、共演者とファンの心には圧倒的な存在として『天外者』と三浦さんが刻まれているのは間違いないようだ。
引き続き、全国の劇場で眩しい輝きを見せる三浦さんと『天外者』の、今後の動向に注目していきたい。
（文／西野麻衣）