いったん終了しながらも1週間後に帰ってくる。
広島県広島市中区にある映画館「八丁座」における映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)の話だ。
『天外者』と言えば、昨年7月に急逝し半年以上が経過した俳優・三浦春馬さんの最後の主演映画で、非常に大きな話題となっている。
1週間じゃなくて2週間
「八丁座さんでは28日で『天外者』の上映が終了となりました。
とは言っても、2月5日からお客様からの『アンコール』に応えての再上映、『アンコール上映』が決定しています。
八丁座さんは公式ツイッターにて19日に『絶賛上映中の“#天外者”ですが、好評につき、2/5(金)~2/11(木)八丁座にてアンコール上映が決定しました!※アンコール上映スケジュールは決まり次第ホームページにて告知致します』と発表していました。
そして、27日にアンコール上映の具体的なスケジュールが発表されたんですが、『アンコール上映の時間が決定しました! 2/5(金)~2/7(日)→13:20~15:20 2/8(月)~2/18(木)→14:25 ~16:30』となっており、『いつの間にかしれっと、1週間じゃなくて2週間の再上映決まってるやん』『こういう“しれっと”はタマラナイ♪』なんてやり取りもネット上で見られましたよ」(メディア記者)
『天外者』をいったん上映終了しながら、日本中で最初に再上映を15日から「リターン上映」として実施していた渋谷HUMAXシネマは、28日であらためて上映を終了した。再上映の期間は2週間だった。
現時点では八丁座での「アンコール上映」としての再上映も同じく2週間の予定だが、全国で様々な異例の動きを見せている『天外者』の勢いに乗って、2月19日以降の上映が実現するかもしれない。
2月5日の「アンコール上映」スタートとともに、その期間がいつまでとなるのかにも注目していきたい。
(文/西野麻衣)