ジャニーズアイドルグループ「嵐」の松本潤さんが主演する大河ドラマ『どうする家康』(NHK、日曜20時~)第31話が13日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で5.9%だったことが14日、分かった。
前話の第30話は世帯で9.4%、個人で5.8%を記録していた。
世帯視聴率では0.7ポイント伸ばし、ギリギリ2桁に乗せることができたものの、個人視聴率では0.1ポイントの微増でほぼ横ばい。
『どうする家康』が世帯個人ともにワースト視聴率を記録したのは第10話で、このときは世帯7.2%、個人4.1%だった。だが、このときはWBC日本代表のオーストラリア戦生中継(テレビ朝日系)が裏被りしてのもの。
前話の第30話では、裏番組にスポーツイベントや年に数回の特番などが一切ない中でこれに次ぐ数字を記録してしまっており、実質ワーストだった。
現在のテレビドラマは、世帯視聴率よりも個人視聴率を重視しており、『どうする家康』は引き続き超危険水域にある状態だ。
戦国時代かつ主人公は徳川家康という鉄板題材での大低迷だけに、打ち切りという未来はもうどうすることもできないのではないだろうか。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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