堺雅人さん主演、阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さん、役所広司さんらが共演、『半沢直樹』シリーズの福田克雄さんが原作・演出を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)第5話が13日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で8.7%だったことが14日、分かった。
『VIVANT』の視聴率はここまで、世帯で11.5%、11.9%、13.8%、13.4%、個人で7.4%、7.2%、8.9%、8.4%と推移していた。
「今回は前話から世帯で0.8ポイント、個人で0.3ポイントと大きく伸ばしてきましたね。
テレビドラマではこれまでに目にしたことのないレベルの『スケールの大きさ』『主人公のキャラクター含め裏切りの連続』が秀逸な『VIVANT』ですから、数字が伸び続けるのは当然でしょう。
これで、全話平均での世帯視聴率は12.96%となり、前クールの福山雅治さん主演日曜劇場『ラストマン』の12.87%を抜き去りました。
また、『ラストマン』は全10話で個人視聴率が8%台に乗ったのはわずかに2回。最高は第1話の8.8%でした。したがって、『VIVANT』第3話の8.9%が最高値でも上回っていますし、5話終了時点ですでに8%台が3回という点でも『ラストマン』を圧倒しています」(ドラマ批評家)
第5話では、第1話以来、久々に役所広司さんが登場。驚きの素性と堺さん演じる乃木憂助とのつながりが明らかとなった。
役者が揃ったことで、第6話以降はさらなる衝撃の展開が待ち受けているに違いない。
ストーリー展開とともに、『VIVANT』が刻む視聴率などの数字からも目が離せない。
(文/木暮雅人)