堺雅人さん主演、阿部寛さん、二階堂ふみさん、檀れいさんらが共演、『半沢直樹』シリーズの福田克雄さんが原作・演出を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)第3話が30日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で8.9%だったことが31日、分かった。
『VIVANT』の視聴率はここまで、世帯で11.5%、11.9%、個人で7.4%、7.2%と推移していた。
「世帯で1.9ポイント増も凄いですが、個人での1.7ポイント増は特筆もので、“爆上げ”という表現がぴったりです。
第1話、第2話では、前クールの福山雅治さん主演『ラストマン -全盲の捜査官-』(14.7%、13.1%)に劣っていましたが、第3話では見事に逆転。(『ラストマン』第3話は12.0%)それも、1.8ポイントもの大差をつけてのものです。
また、第2話では、同日放送の松本潤さん主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK、12.7%)にリードを許しましたが、第3話では同日放送の『どうする家康』(11.5%)に完勝しています」(ドラマ批評家)
第1~2話では、前評判に反し視聴率で苦戦している印象もあった『VIVANT』だが、ここに来て見逃し配信のお気に入り登録者数やドラマ満足度に呼応するように、視聴率も急上昇。
この調子で続伸していけば、最終話までに20%超えも十分あるだろう。
(文/木暮雅人)