ジャニーズ事務所は性加害に続き、世界に向けて「私たちは卑劣な集団です」と発信したいようだ。
同事務所の公式ツイッターアカウント「Johnny & Associates」は26日、「Shintaro Morimoto of #SixTONES with actor Yuta Kishi at a promotional event for their upcoming movie "G-MEN!" Said Kishi, "My character is passionate and just wants to feel like he's doing something for someone. Deep down, he's a really good guy."」と投稿。
同投稿を和訳すると「#SixTONESの森本慎太郎と俳優の岸優太が映画『Gメン』のプロモーションイベントに出席。岸は『私の役柄は誰かのために何かをする感じのとにかく熱い、本当にいいヤツです』と語った」となる。
8月25日に公開を迎える映画『Gメン』(配給:東映、監督:瑠東東一郎さん)は、5月にグループを脱退、9月いっぱいでジャニーズ事務所からも退所することが決まっている、キンプリことKing&Prince元メンバー・岸優太さんが主演。
だが、このツイートでは、まるでSixTONESの森本慎太郎さんが主演、岸さんは共演者であるかのような印象を与える。
英語での発信に際し、同アカウントがこれまで同様の表記をしてきたかと言えばそうではない。
例えば、Sexy Zone菊池風磨さん主演ドラマ『ウソ婚』(カンテレ・フジテレビ系、火曜23時~)には、Snow Man渡辺翔太さんが共演しているが「Fuma Kikuchi of #SexyZone and Shota Watanabe of #Snow Man come together to kick off ~」と表記。
主演の名前を先に出し、共演者については「with」ではなく「and」を使っている。
つまり、今回の『Gメン』に関する告知ツイートは、意図的に岸さんの名前を後ろにもってきて、接続詞も敢えて「with」を使用していると推察されるのだ。
岸さんのファンを中心に、今回のジャニーズ事務所による仕打ちに対し「嫌がらせ」「イジメ」「圧力」と指摘する声が噴出。
だが、投稿から3日以上が経過した29日夜の時点でも、同投稿は削除されたり訂正されたりしておらず、ジャニーズ事務所からのお詫び等もない。
(文/福田優太郎)