28日(現地時間27日)、タイガースとのダブルヘッダーに臨み、第1戦で完封勝利、第2戦で2打席連続ホームランとMLBで史上初となる快挙を達成した大谷翔平。
大谷は2打席連続ホームランの直後に左脇腹から腰のあたりを気にする様子を見せ、途中交代していた。
その後、エンゼルスから大谷の具合については「痙攣(けいれん)」との発表があり、出場が危ぶまれた中で行われた29日(現地時間28日)のブルージェイズ戦。
そこには前日と同じく2番DHでスタメン出場する大谷の姿があった。
しかも、1回表の第1打席の初球でいきなり39号ソロホームランを放ち、ケガの心配を払拭してみせたかに思えたのだが……。
1-4と3点ビハインドで迎えた9回表、エンゼルスは打線がつながり、一死満塁という絶好のチャンスで大谷に打順を回した。ところが、大谷には代打・ステファニックが送られたのである。
ゲーム中には、大谷の交代理由について詳しいことは伝えられて来なかったが、状況的に前日の痙攣箇所が悪化するなどのトラブルが発生した可能性が高い。
30日以降、大谷は故障離脱してしまうのか、続報が待たれる。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している