井上尚弥に敗戦のフルトン、リング内外でのダサすぎ行動と面の皮が厚い要求 | The Audience
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井上尚弥に敗戦のフルトン、リング内外でのダサすぎ行動と面の皮が厚い要求

井上尚弥に敗戦のフルトン、リング内外でのダサすぎ行動と面の皮が厚い要求
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 25日、東京・有明アリーナで、ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥選手が、挑戦者としてWBCとWBOの世界スーパーバンタム級2団体統一王者であるスティーブン・フルトン選手と対戦し、8回1分14秒TKO勝ちで世界スーパーバンタム級2団体統一の新王者となった。

 井上選手の圧倒的なパフォーマンスには国内外のボクシング関係者、ファンが一様に舌を巻き、米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」は全17階級を総合した最強ランキング=パウンド・フォー・パウンド(PFP)で井上選手をすぐさま1位に浮上させた。
 
 一方で井上選手を相手に、巧みなディフェンスと的確なオフェンスを見せたフルトン選手にも多くの賛辞と拍手が送られた。
 
 しかし、フルトン選手にはいくつもの「ダサい」事実も明らかとなってしまった。
 
 フルトン陣営が計量以前、そしてリングに上がる直前までバンテージの巻き方に細かく注文をつけてきたことはすでに報じられているが、これは“駆け引き”の一部と言っていいだろう。
 
 しかし、井上選手の試合翌日会見での言葉や、激戦のVTRからは、フルトン選手が極めて意図的に複数回にわたって井上選手の足を踏みつけていたことが発覚。
 
 さらに、決着後のリングで両者が握手を交わすなどして健闘をたたえ合う姿が見られなかったのは、井上選手がいくら目線を合わせようとしてもフルトン選手が頑なにこれを無視。リングを下りた後、バックルームで井上選手がフルトン選手を呼び止めたところ、フルトン選手は渋々握手に応じたという。
 
 そして、極めつけは、チャンピオンベルトの貸与。ベルトは歴代の王者が各々所有する私物。したがって、新王者は試合後のリング上や翌日会見では前王者のベルトを借りることになるのが通例。
 
 井上選手も今回、リング上でフルトン選手のベルト2本を借り、それを肩にかけていた。
 
 ところが、フルトン陣営は早々にベルトを回収。結果、井上選手は翌日会見にベルトなしの状態で臨むことになったのだ。
 
 それでいて、フルトン選手は井上選手との再戦要求をしているというのだから、なんともダサく面の皮の厚さが際立つ結果となってしまった。
 
(文/樋口健太郎)