福岡ソフトバンクホークスは24日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)に1-2で敗れた。これでオールスターを跨いでの連敗は12に伸びた。抑えのオスナが今季初黒星。
1回表、今や日本一と言っても過言ではないレベルにまで成長したロッテ先発・佐々木朗希を相手に、中村晃がしぶとくタイムリーヒットを放ち先制。
逆に、ソフトバンク先発の石川柊太は1回裏の無死三塁、2回裏の無死一二塁のピンチを無失点に凌ぐと、以降は持ち前のテンポの良い投球で7回をゼロに抑えた。
8回裏も、マウンドに上がった松本裕樹投手が三者凡退に仕留め、9回裏は鉄壁の守護神オスナでついに連敗ストップ確実とみられたのだが……。
先頭のポランコにライト線への痛烈な二塁打を浴び、それでも一死三塁から岡大海を投手ゴロに仕留め三塁ランナーを挟殺プレーで二死一塁。
目の前に連敗ストップが見えていたが、代打・角中勝也に打った瞬間それと分かる、ライトスタンド一直線の弾丸2ランホームランを浴び、まさかのサヨナラ負けとなった。
確勝のゲームを落としたことで、まだまだソフトバンクの連敗は大きく拡大していくことになるかもしれない。
いよいよ、藤本博史監督は辞任の2文字が現実のものとなろうとしている。
(文/中牟田晃)