バレーボールのネーションズリーグ男子決勝大会(23日=日本時間24日、ポーランド・グダニスク)3位決定戦で、世界ランキング6位の日本は、同3位で昨年の世界選手権王者であるイタリアをセットカウント3-2で破り、銅メダルを獲得した。同大会で日本がメダルを獲得したのはこれが初めて。
石川祐希選手とともに「ダブルエース」あるいは「左のエース」と称される西田有志選手は、この快挙に「みなさん多くの応援ありがとうございました!3位になることができすごく嬉しく思います!色々とこのチームには迷惑ばかりかけてしまい不甲斐なさや悔しさが多い大会でしたが、最後にこうやって勝って終われたこと嬉しく思います」と、自身のツイッターでコメント。
西田選手は続けて「そして、今大会で多くの誹謗中傷を受けました」と、コート外で苦しめられていたことを告白。「しっかりとした対処を取ろうと思います」と、法的措置を含め然るべき処置をとると明かした。
そのうえで「このような世界が少しでも減ることを切実に願います。。誰かを貶し、吐口にするような事が当たり前とされる社会が少しでも良くなればと思います」と結んだ。
なお、西田選手は3位決定戦をケガによりメンバーからはずれていた。
(文/潮崎達至)