一時はAクラスを視界にとらえる位置まで浮上したものの、前半戦を10連敗で終えたパ・リーグ最下位の日本ハムファイターズ。
オールスターでは主砲・万波中正選手が連夜のホームランでMVPを獲得するなど大暴れ。後半戦に弾みをつけた。
勢いそのままに、22日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)では2回表に集中打を浴びせ4点を先制。連敗ストップに近付いたかに見えたのだが……。
先制直後に伊藤大海投手が2被弾3失点であっという間に1点差に。
その後は、どうにか立ち直り、2番手の山本拓実投手が6回裏を0点に封じる。ところが、7回裏二死から河野竜生投手、玉井大翔投手が踏ん張り切れず4-4の同点に。
そのまま迎えた9回裏、宮西尚生投手が一死から若月健矢選手に手痛い一発を浴びサヨナラ負け。
連敗は11に伸び、23日以降に連敗ストップをかけることになってしまった。
(文/中牟田晃)