ビッグモーター社長の天才的な数字のマジック“流出LINE”で発覚「2%」と「120人」不祥事の実態 | The Audience
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ビッグモーター社長の天才的な数字のマジック“流出LINE”で発覚「2%」と「120人」不祥事の実態

ビッグモーター社長の天才的な数字のマジック“流出LINE”で発覚「2%」と「120人」不祥事の実態
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 自動車保険の不正請求が横行していた中古車販売大手ビッグモーター(東京都港区)の兼重宏行社長が、従業員たちに対し、メディアの報道を批判するメッセージをLINEで送っていたことが分かり炎上している。

 極めて大規模かつ常態化していたとみられる不正請求。これだけでも十分に批判を集めるところだったのだが。
 
 兼重社長はLINEで「メディアの常として、全社員の2%に満たない一部の社員の過去の不祥事でも、世間の関心を集めるために、会社全体の組織ぐるみだと決めつけて報道しています」と、メディア報道を批判。
 
 問題を受けての対応が「社長の役員報酬1年分を100%返上」だったことに対しても「公務員じゃないから、返上したところで社長の会社のお金になるだけ」「入れる財布がかわるだけ」といった批判が噴出していたが、今回のLINE発覚により「どこまでもコンプラ意識が欠如しててひどすぎる」「まるで他人事やな」などさらなる批判を集める事態に。
 
 そもそも、ビッグモーターには約6000人の社員が在籍。2%と表現すると、さも少ないように感じさせられるが、実態は120人近い社員が不正に手を染めていたということだ。
 
 兼重社長のイメージをコントロールする能力の高さには舌を巻くばかりである。
 
(文/二宮誠司)