元俳優の高岡蒼佑さんが20日、自身のインスタグラムを更新。創業者で前社長のジャニー喜多川さんによる「性加害」問題で揺れるジャニーズ事務所について言及した。
高岡さんはストーリーズに、「ジャニーさんの問題ですが、訴えてる方は全て証言だけで物証はない」「嘘をついてるとまでは思いませんが、本当に被害に遭ったのなら、なぜ生きている時に警察に被害を訴えなかったのか、本人に訴えなかったのかと思います」など、同問題において被害を訴える人たちに対し懐疑的な意見を持っている方から届いたとみられるDMを添付。
この意見に対し、高岡さんは「多くが被害に遭っても生前には言えない人が殆どじゃないですかね。権力で潰されるのがオチですから」と、被害を訴え出られなかった被害者たちの背景を慮った。
そのうえで「ジュニア時代のそういった被害は自分が知っているだけでも複数人います」と、実際に被害に遭った人物について認知していることを明かした。
さらに「多くの芸能関係者、マスコミ、ある程度長い間業界にいる芸能人達でこの悪行を知らない人は殆どいないと思います」と明言。
「ジュリー氏が完全否定できないのは十分認識しているからだと思いますよ。でなければ、事務所存続の危機なのだから、徹底的に争えばいいだけです」と、同問題についてジャニーズ事務所現社長の藤島ジュリー景子さんが発した「知らなかった」との言葉を「大嘘」と言わんばかりに完全否定した。
(文/福田優太郎)