女優の松本まりかさんの写真集「MM」(マガジンハウス刊)が4日発売となり、都内書店で発売記念イベントが行われたことを「スポニチアネックス」(スポーツニッポン新聞社)が報じている。
記事内では、松本さんは2000年にデビューし今年で20周年であること、かねてより憧れだったファッション誌「anan」の表紙とのコラボで写真集制作が実現したこと、撮影は沖縄で行われ場所選び、写真選び、色合いのチェックにも松本さんが関わり、ほぼ本人の自己プロデュース作品となっていることなどが綴られている。
特にこだわっていたのが“肌の質感”で「この血管はもっと色濃く出して」「このしわは消さないで欲しい」などの要望をし、制作の判断でいったんは消していた、多くの女性が隠したがる部分も逆に元の状態に戻す【修正】が施されたという。
『今の素の状態の自分を写真に残す』
「童顔と見事なプロポーション、さらにはアニメ声に近い独特な甘い声で、まだ20代半ばくらいにも見えますが、松本さんは現在36歳。
写真集の制作サイドとしては、標準的な判断で血管やしわを見えづらくする修正を行ったのでしょうけど、松本さん本人は『今の素の状態の自分を写真に残す』という点にこだわったようですね。
19年1月から放送された『ホリデイラブ』(フジテレビ系)での、あざと可愛く、それでいて最後には狂気のストーカーへと変貌していく女性を見事に怪演しブレイクした松本さん。
遅咲きの彼女だからこそ、最も輝いていると感じられる今の姿をそのまま見せたいというポリシーを持って撮影に臨まれたのでしょう」
独特の存在感で様々なドラマや映画で活躍を見せる松本さんの、今後の動向からますます目が離せない。
(文/佐藤博幸)