20日（現地時間19日）、MLBオークランド・アスレチックスに所属する藤浪晋太郎投手の電撃トレードが決まった。
移籍先は、アメリカンリーグ東地区首位のボルティモア・オリオールズ。
アメリカンリーグ西地区最下位のアスレチックスから、この日、タンパベイ・レイズをゲーム差なしながら勝率で上回り東地区の単独首位に立ったオリオールズへ。
MLBデビュー後、特に先発として登板していた時期は非常に不安定な投球が続いていた藤浪投手だったが、中継ぎへと配置転換され投球フォームも変えたところ、急激に制球力が改善。
これにより160キロを超える自慢の速球の威力も増し、メジャーでの評価も日に日に高まっていた。
レイズとの激しい優勝争いをしているオリオールズに求められる形でのトレード。藤浪投手が新天地で、さらなる活躍を見せてくれることに期待したい。
（文／有村和巳）
～ライター略歴～
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している