「文春オンライン」(文藝春秋)が19日、ジャニーズ事務所の創業者で前社長・ジャニー喜多川氏による性加害問題に関連する記事を掲載した。
そこにはなんと、近くCDデビューすることが確実と報じられていた、関西ジャニーズJr.内ユニット「Aぇ!group」の、バレーボールのワールドカップを舞台にしたデビュー計画が頓挫したことが記されていた。
独占中継を行うフジテレビも、この計画に前のめりだったものの、ワールドカップに参加するある国が「ジャニー氏の性加害」に対するジャニーズ事務所の対応に業を煮やし、ジャニーズを排除しなければ大会をボイコットすると強く主張したことで、Aぇ!groupはもちろんのこと、約30年に渡り連綿と続いてきたワールドカップのジャニーズ事務所による私物化が終焉を迎えたという。
国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会による調査が近く行われることもあり、Aぇ!groupのデビューの行方は不透明な状況となった。
ジャニー氏同様に、「性加害」に手を染めていたと複数の被害者に告発されている“なにわ男子”の大西流星さんも、これまでのようにそしらぬ顔で居続けることはできなくなるのではないだろうか。
(文/福田優太郎)