堺雅人さん主演、阿部寛さん、二階堂ふみさん、役所広司さん、二宮和也さん、松坂桃李さんらが共演、『半沢直樹』シリーズの福田克雄さんが原作・演出を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)第1話が16日、放送された。
108分の超拡大枠で放送された同話は、世界トレンド1位となるなど大きな話題を呼んでいたが、世帯平均視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という結果だった。
「11.5%という数字は、他のドラマ枠であればかなり良い数字と言えるんですけどね。
日曜劇場、さらには『半沢直樹』シリーズの総合演出を務めた福田克雄監督、そして堺雅人さんが主演という条件で考えると、残念ながら失敗の部類に入るのではないでしょうか。
『半沢直樹』はシーズン1では初回が22.0%、最終話が32.7%、シーズン2では初回が19.4%、最終話が42.2%と驚異的な数字を残しましたから。
しかも、前クールの日曜劇場、福山雅治さん主演、大泉洋さんがバディ役の『ラストマン -全盲の捜査官-』が初回14.7%、全話を通じても12%割れがなかったんですから、11.5%でのスタートはこれにも完敗していると言えるでしょう」(ドラマ批評家)
思わぬ苦戦スタートとなった『VIVANT』は、ここから巻き返すことができるだろうか。
(文/江口のりお)