3月いっぱいで所属するジャニーズ事務所を退所し、以降は他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくとしているTOKIOの長瀬智也さん。
長瀬さんにとって最後のドラマとなる可能性がある『俺の家の話』(TBS系)が22日より放送開始となった。
高視聴率ボーダーは超えてきたが…
長瀬さんが演じるのは、能楽の人間国宝である父を持つピークを過ぎたプロレスラー役。
この役のために、長瀬さんは13キロも体重を増やし、トレーニングを積み重ねてレスラーらしい体型に仕上げたという。
そんな長瀬さん肝入りの『俺の家の話』第1話の視聴率は11.5%と無事に高視聴率ボーダーと言われている10.0%のラインを超えてきたのだが……。
「『俺の家の話』でもタッグを組んでいる、長瀬さんと脚本・宮藤官九郎さんによるこれまでのドラマ作品は『池袋ウエストゲートパーク』『タイガー&ドラゴン』『うぬぼれ刑事』の3作があり、いずれも金曜夜のTBSドラマとして放送されてきた。
『池袋ウエストゲートパーク』では第1話で15.1%、『タイガー&ドラゴン』では第1話で16.2%、『うぬぼれ刑事』では第1話で12.2%を記録しており、『俺の家の話』の11.5%は過去最低の数字です。
つまり、過去の自分自身に負けたと言えるかと。
また、昨年『俺の家の話』と同枠で放送されたドラマとしては、星野源さんと綾野剛さんのW主演で注目を集めた『MIU404』があり、こちらは第1話で13.1%という数字を記録していますので、彼らにも数字の上で長瀬さんは負けたということになりますよ」(メディア記者)
役柄どおり、長瀬さんも「ピークを過ぎた」ということだろうか……。
(文/住吉良純)