ASKA、普通に松尾潔を「憶測にもとづき誹謗中傷」山下達郎の炎上に便乗で大惨事へ | The Audience
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ASKA、普通に松尾潔を「憶測にもとづき誹謗中傷」山下達郎の炎上に便乗で大惨事へ

ASKA、普通に松尾潔を「憶測にもとづき誹謗中傷」山下達郎の炎上に便乗で大惨事へ
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 シンガーソングライターのASKAさんが10日、自身のツイッターを更新。ラジオでの発言により炎上している山下達郎さんを謎の論理で擁護した。

 ASKAさんは「達郎さんは『性暴力』を容認したんじゃないだろ。『バイバイ』と言って去った方には、他にも問題があったんじゃないだろうか。僕は、その人のことは知らないが。揚げ足をとるようなことはヤメて、普通に考えようよ」と投稿した。
 
 そもそも今回の炎上騒動、山下さんが責められているのは「性暴力を容認したから」ではない。
 
 音楽プロデューサーの松尾潔さん(ASKAさんの言う『バイバイ』と言って去った方)が、事実認定されたジャニーズ性加害問題について「藤島ジュリー景子社長は記者会見を開きましょう、第三者委員会を設置しましょう」とジャニーズ事務所へ提言。
 
 「今回の疑惑を放置することは、ジャニーズ事務所だけの問題じゃないと思っています。一番の弊害は、今回の報道やマスコミの有り様を見た子供たちが、もし性犯罪・性暴力の被害者になったとき『声を上げても無駄だ』という諦めの気持ちになるかもしれないことです。メディア、広告業界、芸能界だけでなく、みんながこの問題を直視しない限り、性加害や性暴力は、この先もなくならないでしょう。私たち一人一人が、この国が抱える問題として当事者意識を持ち、みんなで膿を出すというところに、舵を切るべきじゃないでしょうか」と社会全体へ問題提起。
 
 この提言・提起を「黙れ」と言わんばかりに問題視して、松尾さんとの業務提携契約をスマイルカンパニーが中途で終了させたこと、このスマイルカンパニーの判断に同事務所に所属する山下さんが「賛成」したことによって責められているのだ。
 
 さらに、山下さんがラジオ『サンデー・ソングブック』にて、25年という長きに渡り公私ともに親交のあった松尾さんとの関係が希薄であったかのような印象操作を試みたこと、不当とも言える契約解除問題をジャニーズ愛にすり替えてリスナーを煙に巻こうとしたことが、多くの批判を集めているのだ。
 
 そんな前提をまるっと無視し、ホットな話題に“いっちょかみ”したASKAさん。
 
 知りもしない松尾さんのことを「問題があったんじゃないか」と、憶測にもとづいて発言したことは大問題であり、普通に考えて誹謗中傷や侮辱と捉えられても仕方ないのではないだろうか。
 
(文/中野慎二郎)
 
 ~ライター略歴~
 東京都中野区出身
 演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
 2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動