音楽プロデューサーの松尾潔さんが10日、自身のツイッターを更新。
「ヤマザキマリさん……そうだったのか。ご著書のいくつかを愛読し、同世代の表現者として共感と敬意を抱いていただけにたいへん残念。でも、いいねを全て消されたということは、その後お考えを改められたのだと信じたい。まさに『過ちては改むるに憚ることなかれ』の実践ならば、素晴らしいことです!」と投稿した。
松尾さんは15年に渡り所属してきた、山下達郎さん、竹内まりやさんらのいるスマイルカンパニーから、契約途中となる6月いっぱいで契約解除となったことを1日のツイートで報告。その原因が「ジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由」と綴り、大きな物議を呼んでいた。
ヤマザキマリさんは、2008年から2013年までの連載で大ヒットし、実写映画化もされた漫画「テルマエ・ロマエ」の作者で、スマイルカンパニー所属。
ヤマザキさんは、「電通制作の『ASAYAN』から出たCHEMISTRYのヒットなどをちらつかせてるけど。スマイルに育ててもらった恩義はないと言ってるくせに、往生際悪すぎない?」「松尾潔が書いた日刊ゲンダイへのナルシスト全開な寄稿文」「音楽界は思う以上に義理人情で動いてる。松尾はいずれ仕事を失うでしょ」といった、映像プロデューサー“Yuji TANAKA”さんのツイートに「いいね」を押していた。
この事実がツイッター上で拡散されると、9日深夜までにヤマザキさんは、この「いいね」をすべて消していた。
(文/大野ルナ)