松尾潔氏を中途契約解除「スマイルカンパニー」の“義理人情”とは名ばかりのジャニーズ忖度、性加害容認が明らかに | The Audience
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松尾潔氏を中途契約解除「スマイルカンパニー」の“義理人情”とは名ばかりのジャニーズ忖度、性加害容認が明らかに

松尾潔氏を中途契約解除「スマイルカンパニー」の“義理人情”とは名ばかりのジャニーズ忖度、性加害容認が明らかに
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 「日刊ゲンダイ」が6日、契約期間の途中にもかかわらず先月いっぱいでスマイルカンパニー(以下SC)を契約解除となった、音楽プロデューサーの松尾潔さんに関し《松尾潔氏が明かす「スマイルカンパニー契約解除の全真相」弁護士を通じて山下達郎・竹内まりや夫妻の“賛成事実”を確認》の見出しで記事を掲載。

 SCが問題視した松尾さんの発言は、ジャニーズ事務所の性加害問題について藤島ジュリー景子社長が動画と文書で公式見解を発表した5月14日の翌日、5月15日の『田畑竜介Grooooow Up』(福岡RKBラジオ)でのもの。
 
 「藤島ジュリー景子社長は記者会見を開きましょう、第三者委員会を設置しましょう」といったジャニーズ事務所への提言と、「今回の疑惑を放置することは、ジャニーズ事務所だけの問題じゃないと思っています。一番の弊害は、今回の報道やマスコミの有り様を見た子供たちが、もし性犯罪・性暴力の被害者になったとき『声を上げても無駄だ』という諦めの気持ちになるかもしれないことです。メディア、広告業界、芸能界だけでなく、みんながこの問題を直視しない限り、性加害や性暴力は、この先もなくならないでしょう。私たち一人一人が、この国が抱える問題として当事者意識を持ち、みんなで膿を出すというところに、舵を切るべきじゃないでしょうか」という日本社会全体への提言だという。
 
 SC・山下達郎&竹内まりや夫妻・ジャニーズは「義理人情」で固くつながっているため、どんなに正論であっても、ジャニーズやジュリー社長の名前をメディアで口にしたことは許されないというのがSCの考えであり、これによって松尾さんは排除されたようだ。
 
 松尾さんの提言は客観的にみて、ジャニーズ事務所やジュリー社長に対する攻撃性は感じられない。むしろ、性的な問題に不健全な寛容さをもっていた過去の日本と決別し、みんなで前に進もうという建設的な提案・提言に感じられる。
 
 このような提案・提言すらも許容できない、聞き入れられないような結束のどこが「義理人情」なのだろうか。
 
 ジャニーズ忖度、性加害容認を誤魔化す体のいいワードとして「義理人情」を持ち出したところにも、SC・山下達郎&竹内まりや夫妻・ジャニーズの異常性が感じられると言えるのではないだろうか。
 
(文/福田優太郎)