22日に放送開始となった、長瀬智也さん主演の連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)。
第1話の世帯平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日分かった。
昨今の高視聴率ボーダーとなっている10.0%のラインを優に超え、さすがの好スタートと言えるのだが……。
アノ作品には後塵を拝した
「今クールのドラマでは、上白石萌音さん主演『ボス恋』こと『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)が11.4%、高畑充希さん主演『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)が12.1%、綾瀬はるかさん主演『天国と地獄 ~サイコな2人~』(TBS系)が16.8%と、それぞれの第1話で高視聴率をマークしています。
『俺の家の話』はギリギリ『ボス恋』を上回りましたが、『にじいろカルテ』と『天国と地獄』には後塵を拝したわけです。
『俺の家の話』で主演の長瀬さんは、ご存知のとおり3月末でジャニーズ事務所を退所し、裏方に回ると発表していますので、これが退所前最後のドラマ出演ですし、俳優人生最後の出演作となる可能性もあるわけです。
その最後を飾る作品の船出としては、『ちょっと数字が物足りない』と見る向きがありますよ。
もちろん、まだ第1話が終わっただけではありますが、『天国と地獄』の数字に迫る、あるいは凌駕するような数字を期待していた制作サイドやファンにとっては、少し不満の残る結果と言えるかも知れませんね」(メディア記者)
25日には、24日に放送された『天国と地獄』の視聴率が14.7%だったことも分かった。
2.1ポイントも下げたとは言え、まだ3.2ポイントも『俺の家の話』をリードしている。
果たして、次話以降で『俺の家の話』が数字を伸ばし、長瀬さんの有終の美を飾ることができるのか、視聴率推移に注目していきたい。
(文/スコッティ角筈)