シンガーソングライターの山下達郎さんと竹内まりやさん夫妻が、まさかの「不買運動」に見舞われている。
特に、山下さんは6月30日から18都市39公演のツアーが始まったばかりというタイミングだけに、大きな痛手となることが懸念されている。
事の発端は、1日に音楽プロデューサーの松尾潔さんが投稿したこのツイート。
「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。今までのサポートに感謝します。バイバイ!」
松尾さんは先月6日にツイッターで「昨夜のNEWS ZERO櫻井翔キャスターに感じたこと。憶測の危険性についての熱弁には一定の説得力がありました。ならば次は、憶測の肥大化の一因となる言動をとった藤島ジュリー景子社長に、忖度なき取材を敢行するのはいかがでしょう。あと、放送中に泣くのは不適切じゃないかな。キャスターなら」と綴るなど、性加害問題をめぐるジャニーズ事務所および所属タレントらの姿勢に苦言を呈していた。
世間に多く上がっている声を代弁する形となった松尾さんのコメント。これを受けてのスマイルカンパニーの判断。スマイルカンパニーの方針に賛同した山下さん。
こうした構図を受け、「これまで長らく山下達郎さん、竹内まりやさんご夫婦を愛してきましたが、今回の判断は全くもって受け入れられません。来月、山下さんのライブに行こうとチケットも取ってましたが売りに出そうと思います」「これからは二度と山下達郎さんの歌を聞きたくありません」「楽曲提供とかしていても、そこのポリシーは持っててほしかったな。山下達郎と竹内まりやの音楽は全面的に排除してほしい」といった声が上がっているのだ。
(文/大野ルナ)