東京都目黒区の自宅で歌舞伎俳優・市川猿之助こと・喜熨斗孝彦(きのしたかひこ)容疑者が、母親の延子さんの自殺を手助けしたとして、自殺幇助の疑いで警視庁捜査1課に逮捕された事件。
警視庁の取り調べに対し喜熨斗容疑者は「週刊誌報道がきっかけとなり、家族3人で次の世界に行こうと話した」という趣旨の供述をしており、今後、母親および父親で歌舞伎俳優・市川段四郎(本名:喜熨斗弘之[きのしひろゆき])さんに対する「殺人」に問われる可能性も複数のメディアで取沙汰されている状況だ。
そんな中、お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰さんがMCを務める情報番組『ひるおび』(TBS系)では、喜熨斗容疑者や段四郎さんらが属する「澤瀉屋」の歴史を相当な時間を割いて回顧。
また、同局の演劇評論家・犬丸治さんは「猿之助さんは絶対に必要な人」「猿之助さんがしばらく不在となる状況は大きな痛手」など、喜熨斗容疑者の復帰を前提としたコメントを繰り返し行った。
同番組に対しては、ネットで「自殺幇助で逮捕されて、これから殺人にも問われそうな犯人を、何を平然と復帰の議論してんだよ」「このタイミングでこの内容は非常識すぎる」「相変わらずTBSは“あたおか”が過ぎる」などの声が上がっている。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動