22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、2022年中の「DMナンパ」を報じられた、西武ライオンズ・渡部健人選手。
西武の“ぽっちゃり体型”4番の系譜を継ぐ、ファンからは「ベッケン」の愛称で親しまれている渡部選手に関するこの報道は、よく読むと「女性側からベッケンにアプローチ」しているもので、ファンも西武球団もあまり問題視していなかった。
ところが、28日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、ベッケンの只ならぬ過去についてさらに報じており、状況は一変するかもしれない。
記事によると、ベッケンは別の女性に対しLINEで卑猥なメッセージを送ったり、さらに別の女性とは初対面にもかかわらず、同意がないままに避妊具を付けない性行為を目指して無理矢理キスをし、下半身に手を伸ばしてきたという。
「女性が逃げ出したことで挿入に関しては未遂に終わっているようですが、『強制わいせつ』や『強制性交』の罪に問われてもおかしくない状況でしょう。
強制わいせつについては7年、強制性交については10年が時効ですから、学生時代のことであってもこれから逮捕、起訴となる可能性も考えられますよ」(メディアコメンテーター)
西武では、山川穂高選手が「強制性交」の容疑で書類送検されているが、場合によってはベッケンも同様の事態に陥る可能性もあるようだ。
体型や打順は継承しても、そこだけは継承してはならない部分だったのだが……。
継承するまでもなく、同じようなことを数年前にしていたのでは、西武としてもどうすることもできなかった。敢えて言うなら、入団前にもっと調査や情報収集をしておくべきだったというところだろう。
(文/中牟田晃)