日本中央競馬会(JRA)の古川奈穂騎手が19日、自身のインスタグラムを更新。
調整ルームでの通信機器利用による30日間の騎乗停止から復帰したことを受け、問題行為への謝罪と反省をしたうえで、今後の所信表明を行った。
古川騎手は「6月17日から騎乗を再開させていただきました」と復帰を報告し、「今回の件で、多大なるご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした」と、あらためて調整ルームでの通信機器利用について謝罪。
そのうえで「これから少しずつにはなると思いますが、結果と行動で信頼を取り戻せるよう頑張ってまいりますので、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします」と所信表明。
「土日で沢山の騎乗機会をいただき、本当にありがとうございました。そんな中、日曜日にはバレストラ号で勝たせていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。次の競馬に向けてまたしっかりと準備していきたいと思います…!」と結んだ。
古川騎手は17~18日に、函館競馬で計11鞍に騎乗。18日の7R・3歳以上1勝クラスをバレストラで制するなど1勝2着3回と1ヶ月のブランクを感じさせない手綱捌きを見せていた。
(文/樋口健太郎)