元俳優の高岡蒼佑さんが14日、自身のインスタグラムを更新。ジャニーズ事務所の性加害問題について、新事実を暴露した。
高岡さんはストーリーズで、ジャニーズのバックダンサーをしていたという人物からのタレコミを紹介。
その内容は「よく東山(東山紀之)さんに飲みに連れて行ってもらいました。いつも冗談で『お前もジャニーさんにやられてこい』って言ってたので、朝の情報番組で東山さんが神妙に話してるの見て、やっぱ芸能人やな~って感心してしまいました」(一部抜粋)というもの。
東山紀之さんは5月26日に、自身がキャスターを務める情報番組『サンデーLIVE!!』で、神妙な表情で「今回の喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は、真摯に受け止めねばなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません。今回事務所から再発防止策が出されましたが、われわれもどのような未来を迎えるべきなのか、現在在籍しているタレントはどうすべきなのか、告発された皆さんにどう対処するべきなのか、そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともに、すべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています」などと語っていた。
まるで自身は「この問題に直接関わっていない」というスタンスだったワケだが、元バックダンサーのタレコミが事実であれば、東山さんは被害者でもあり加害への加担者でもあったということになるだろう。
高岡さんはタレコミに対し、「狡い人ばかりが生き残れる世界」と芸能界の異常性を指摘している。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動